今の時代ハゲは治療するらしいぞ!

2019年は遂にハゲに悩む人々が待ち侘びたバラ色の日々が訪れる素晴らしい1年です!今からでも遅くない!間に合う!

【2019年版】AGA治療について

 

そもそもAGAって何?

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男性型脱毛症(AGA)は20歳代で約10%の男性に、30歳代では約20%の男性に見られ40歳代では約30%、50歳代ともなると約40%の男性に見られます。

 

AGA治療薬って何さ?

 

AGA治療薬としてよく使われるのは、フィナステリド(プロペシア)とミノキシジル(リアップ)です。

軽症ではミノキシジルの外用薬が、中等症ではフィナステリドの内服による治療が行われることが多いです。
リアップは薬局でも手に入りますが、プロペシアは限られた医療機関でしか取り扱っていません。

プロペシアには、ジェネリックも販売されています。ファイザーが2015年2月にフェナステリド錠0.2㎎とフェナステリド錠1㎎の製造販売承認を取得して2015年4月6日より販売開始となっていて、その後2016年にサワイ(沢井製薬)が続き、その後はクラシエや東和薬品などがゾロゾロと続いています。

 

AGA治療薬の相場は?

 

プロペシアは販売当時は1錠当たりが250円でしたが、ファイザーがジェネリックを出してからは相場が20%ほどダウンして今ではジェネリックの相場は150円前後です。

プロペシアの市場規模は2014年度で170億円といわれていています。

 

プロペシア最強は本当なのか?

 

そもそもプロペシアはどのような薬なのでしょうか?

プロペシアはまさに「ハゲ治療に光をもたらした」と言える薬です。

AGAの原因となっている強力な男性ホルモンの一種に、DHTというホルモンがあります。このDHTはテストステロン(男子ホルモン)が5αリダクターゼの影響を受けて変化したものです。

プロペシアは、この5αリダクターゼを抑制することでDHTも作られないようにする薬です。

国内の臨床試験では、1㎎のプロペシアを1年間投与したところ58%で改善効果が認められています。2年間では68%、3年間の投与では78%もの改善効果を認めている薬です。

 

効果はどれ位で表れてくるの?

 

ヘアサイクルから考えると、一般的には半年から1年くらいで発毛し始めると言われています。

 

善は急げ!最適な治療年齢があるぞ!

 

プロペシアの内服を始めるのに最適な年齢があります。それは20歳以上で40歳以下です。プロペシアはハゲ治療と言うよりは抜け毛予防に効果が高いと考えられている治療薬なので、若い人の方が効果が出やすいと言えるでしょう。

しかし、これは加齢現象が薬の効き目に影響しているというのではなく、毛根細胞がなくなる前に治療した方が良いということです。加齢に伴って毛根細胞は減少していきます。いくら治療を頑張っても、毛根細胞がない所には髪は生えないので、毛根細胞がなくなる前に治療するのがベターです。

 

プロのチカラを借りよう!

 

「最近髪の毛がよく抜けるようになったなあ」、「生え際が後退してきたなあ」と感じた時がAGA治療を専門とする医療機関へ行くべき時期だと言えるでしょう。特に親や祖父母に薄毛の人がいるという場合は、迷わずに受診して見ることをお勧めします。

プロペシアは肝臓で処理されるので、肝機能に問題がないかなどを採血をして調べてから使用することが重要です。また、前立腺がんの有無を調べる検査も行います。内科ではないのに、どうして色々と検査をするのだろう?と思われるかもしれませんが、安全と安心のためです。

 

外用薬も忘れずに!

 

ミノキシジルは外用薬(塗り薬)と内服薬の2種類があります。AGA診療ガイドラインでは強く推奨される治療薬となっています。

ミノキシジルは元々は高血圧の治療薬として開発しようとされていた薬ですが、その開発の途中で発毛効果が認められて発毛剤として用いられるようになりました。まさに棚から牡丹餅式にできた薬です。

ミノキシジルは、20歳未満や心臓や腎臓に障害のある人や血圧を下げる薬を服用している人などは使用できないことがあります。

AGA治療のために受診する際は、必ずお薬手帳を持参して担当医に見せてください。また、服用中に異変を感じた場合は、そのことを担当医に報告しましょう。